私は2020年3月に、千葉県富津市の金谷にて「田舎フリーランス養成講座」(通称:いなフリ)を受講していました。
受講期間中に4名の講師や運営スタッフの方にインタビューをさせていただいたので、全8回に分けて記事にしていきます。
1人目は、WEBサイト制作・WEBマーケティングを仕事に、フリーランスとして活動している「まっと」さん。
フリーランスとしての生き方が気になっている人、WEBサイト制作を仕事にしてみたいと考えている人必読です!
- twitter:@matt_922w
- Blog:フッ軽HACKS
- ポートフォリオ:WMasato
- 朝活コミュニティー:「ワナップ」朝から人生をレベルアップ
「朝型Webマーケター・まっと」現在の仕事内容
ーまずは、現在のお仕事について教えてください!
メインの仕事は、個人のお客様や企業様から案件を受注し、WEBサイトを制作することです。
最近ではその他に、WEBマーケティングの仕事も手掛け始めました。
SNS運用代行や、WEB上での集客のアドバイスを行っています。
昨年は東南アジアで半年ほど、海外ノマド生活を送っていたんです。
タイ・カンボジア・ミャンマー・シンガポール・マレーシア・インドネシアを旅しながら、仕事はホテルやカフェで行うことが多かったですね。
元々旅が好きだったので、旅をしながら仕事をする夢が叶いました!
ー「働きながら旅もする」夢を叶えていて素敵ですね~!
海外ノマド生活から一転、なぜ「いなフリ」講師を引き受けることになったのでしょうか?
きっかけは「iSara」という、タイのフリーランス養成講座を受講したことでした。
当時のメンターさん(ちづみさん)がいなフリの講師をしていて、その話を聞き「自分でもやってみたい」と思っていたんですよね。
そして去年の10月に、ちづみさんの後任として講師を引き受けることになりました!
前回の山梨県都留市でのいなフリに続き、今回が2回目の講師です。
ー2回目の講師だったんですね。もっとベテランなのかと思っていました。
いなフリ講師を経験してみて、実際どうですか?
いなフリには、様々なバックグラウンドや悩みをもった受講生が集まってきます。
そのような受講生たちに対して「少しでも力になりたい!」という想いもあり、やりがいを感じていますね。
自信が無かった受講生が元気になって巣立っていく姿を見ると、自分がサポートできた喜びがあります!
人生のターニングポイントとなったアメリカ留学
ーまっとさんは今まで、どのような人生を送ってきたのでしょうか?
アメリカへ留学されていたそうですが、留学のきっかけや想いを伺いたいです。
僕は英語が好きだったし、英語の成績もよかったです。
当時は「英語できる自分は格好いい!」と思っていました。
高3のときに、アイルランドからの留学生が自宅にやって来ることになり、ボーリングをしようと一緒に出掛けたことがあって。
いざボーリングをしながらコミュニケーションを取ろうとすると、成績は良いはずなのに「何を話しているかわからない…上手く話せない…」ともどかしかったのを覚えています。
このままでは「英語が話せる」というプライドも持てないし、自分の強みが無くなってしまうのではないかという焦りを感じましたね・・・。
その経験をしてから、すぐに留学の準備に取りかかり、高3の3学期からアメリカの高校へ留学しました。
急に決めたことなので、単位が移行できずに、高校生活を1年多く送ることになってしまったんですけどね。
ーまさに「思い立ったらすぐ行動」ですね!
高校生活が周りの人より長くなることに、抵抗はなかったのでしょうか?
周りの人には「大学生の方が留学しやすいよ」と説得されたんですが、大学生ではハードルも低く、日本から留学する人もたくさんいるなーと。
高校生での留学は15~18歳でないと難しいので、高校留学にこだわりがありましたね。
アメリカの高校に通いながら現地の雰囲気を肌で感じられたことで、英語力も高まったと思っています。
ーまっとさんは、大学もアメリカの学校を選ばれてますよね。
高校留学から戻ってきて、日本の大学への進学は考えなかったのでしょうか?
中学から大学までの一貫校に通っていたので、大学受験はする必要がなかったんです。
エスカレーター式に大学へ進学する手もありましたが、「海外の大学へ留学がしたい」と話すNくんと話しているうちに、僕も海外の大学へ進学したいという想いが強くなりました。
今振り返ってみると、Nくんが海外の大学への留学を考えている話を聞けたことが、人生のターニングポイントでしたね~。
大学進学前に、まずは日本の語学学校へ1年間通い、英語をしっかり学ぶことにして。
その後、無事にアメリカの大学へ入学することができました!
海外の大学進学を実現した自分も頑張ったと思っているし、留学を許可してくれた両親にも感謝してますね。
大学進学後のチャレンジとiSara受講
ーアメリカの大学への進学後に、先ほどお話しいただいた「iSara」(タイのフリーランス養成講座)を受講することになったんですよね。
どのような経緯があり、受講を決めたんでしょうか?
ビザの関係で、日本から留学した大学生はアルバイトができる時間や場所の制限があり、十分な生活費をまかなうことができないと分かりました・・・。
投資(株やFX)やブログ、アフェリエイト、動画・・・など色々とチャレンジしてみたのですが、特に株とFXは上手くいきませんでしたね。
そんなときに偶然twitterで「iSara」の存在を知り、「プログラミングなら上手くいくかも?」と思い、休学しての受講を決めました。
受講後はアメリカに戻り、生活費を得られるようにはなったため、そのままフリーランスとしての活動を続けています。
ーフリーランスとなったのは、大学へ進学からの色々なチャレンジの一つだったんですね。
ちなみに、大学では何を専攻していたのでしょうか?
「他の人の気持ちを理解したい」という思いから、最初は心理学を専攻していました。
色彩心理学、犯罪心理学、病床心理学などを学びましたが、自分がイメージしていた心理学とはズレがありましたね。
「自分は本当に心理学が学びたいのか?」と迷ってしまったこと、卒業まで6年かかることを考えて、デジタルマーケティング専攻へと変更したんです。
しかし大学は教科書をベースに学んでいくので、最新の情報を加えた授業ではなかったんですよ・・・。
最先端(Tik Tokやinstagramなど)のマーケティングは自分で学ぼうと思ったのが、プログラムを学ぶことにもつながりました!
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ここまで、WEBマーケター・まっとさんの現在のお仕事と、人生のターニングポイントとなったアメリカ留学について語っていただきました!
後編では、WEBマーケターになるまでの経緯やフリーランスとして活動していく上で大切にしていることについてお話を伺います。
【後編はこちら】